回復パーティションを非表示にする方法
お役立ち / 2024.11.29
以前の記事
「SSDクローン後の回復パーティション再作成手順」の補足記事
ステップ 1: 回復パーティションのドライブ文字を削除
コマンドプロンプトを管理者として実行します。
以下のコマンドを順に実行します:
diskpart
list disk
select disk 0(ディスク番号は環境に応じて変更)
list partition
select partition [回復パーティションの番号]
remove letter=R
exit
以下のコマンドを順に実行します:
diskpart
list disk
select disk 0(ディスク番号は環境に応じて変更)
list partition
select partition [回復パーティションの番号]
remove letter=R
exit
ステップ 2: パーティションの属性を確認・設定
コマンドプロンプトを管理者として再度実行します。
以下のコマンドを順に実行します:
diskpart
list disk
select disk 0(ディスク番号は環境に応じて変更)
list partition
select partition [回復パーティションの番号]
set id=DE94BBA4-06D1-4D40-A16A-BFD50179D6AC
gpt attributes=0x8000000000000001
exit
コマンドプロンプトを管理者として再度実行します。
以下のコマンドを順に実行します:
diskpart
list disk
select disk 0(ディスク番号は環境に応じて変更)
list partition
select partition [回復パーティションの番号]
set id=DE94BBA4-06D1-4D40-A16A-BFD50179D6AC
gpt attributes=0x8000000000000001
exit
補足説明
①set id=DE94BBA4-06D1-4D40-A16A-BFD50179D6ACとは
Windowsは、回復パーティションを識別するために特定のID(GUID)を参照します。この手順で指定したID DE94BBA4-06D1-4D40-A16A-BFD50179D6AC を設定することで、Windowsが「回復パーティション」として正しく認識します。
②属性設定でエクスプローラー非表示を指示
gpt attributes=0x8000000000000001 でパーティションを「隠す」指示をするため、エクスプローラーから見えなくなります。これはWindowsが持つ標準的な動作に基づくものです。
上記2つのコマンドを組み合わせることで、Windowsがこのパーティションを「回復用途として使用する隠しパーティション」として扱います。その結果、期待通りにエクスプローラー上から「Recovery(R)」が消え、回復パーティションとして正しく動作します。
Windowsは、回復パーティションを識別するために特定のID(GUID)を参照します。この手順で指定したID DE94BBA4-06D1-4D40-A16A-BFD50179D6AC を設定することで、Windowsが「回復パーティション」として正しく認識します。
②属性設定でエクスプローラー非表示を指示
gpt attributes=0x8000000000000001 でパーティションを「隠す」指示をするため、エクスプローラーから見えなくなります。これはWindowsが持つ標準的な動作に基づくものです。
上記2つのコマンドを組み合わせることで、Windowsがこのパーティションを「回復用途として使用する隠しパーティション」として扱います。その結果、期待通りにエクスプローラー上から「Recovery(R)」が消え、回復パーティションとして正しく動作します。
前回記事でも補足説明で記載しているコマンドの入力は実施していますが、
・ドライブ文字が削除されていなかった。
・属性設定が反映されなかった。
・システムキャッシュが影響していた。
などの可能性が考えられます。